【保存版】スマートリモコンの選び方 失敗しないための5つのポイントを解説!

スマートホーム

スマートリモコンに興味があり、どう選べば良いかと悩んでいる人
「スマートリモコンはなんとなく便利そうだけど、どうやって選べば良いんだろう?買った後に後悔したくないので、選ぶ基準をおしえてほしい。」

こういった疑問にお答えします。


家の中にある家電をスマホで操作したり、声だけでテレビやエアコンをつけたり。
そんな未来のような生活を簡単に実現してくれるデバイスが「スマートリモコン」です。

「便利そうだから導入してみたい!」

そう思って調べてみたものの、Amazonや楽天には見たことの無いメーカーの商品ばかり…。

「パナソニックやシャープみたいな大手家電メーカーからは出てないの?」
「種類が多すぎて、どれを選べばいいか全然わからない…」

そんなふうに悩んで、なかなか導入できずにいる…なんてことになっていませんか?

今回はそんな方に向けて、失敗しない選び方のポイントを分かりやすく解説していきます。

本記事の内容
  • スマートリモコンでできることの概要(レベル別)
  • スマートリモコンを選ぶ際のポイント

既にスマートリモコンの具体的な候補が決まっている場合は、「具体的なモデル同士の比較記事」もご参照ください。

スマートリモコンを使いこなすとできること

まずは、「スマートリモコンがあると何ができるのか?」を整理しておきましょう。
使いこなすほど出来ることが増えていきます。

【レベル1】スマホアプリから家電を操作(手動操作)

一番基本的な使い方です。

家電に付いているリモコンを使わず、スマホのアプリから家電を操作します。
テレビ、エアコン、オーディオなど複数の家電操作をスマホ1つで行うことができます

外出先から帰宅前にエアコンをつけておいて、涼しい(暖かい)部屋に帰るといった使い方がこれにあたります。

【レベル2】スマートスピーカーから家電を操作(音声操作)

スマートスピーカーと組み合わせた使い方です。

「アレクサ、テレビをつけて」
「OK Google、おやすみ(照明とエアコンを消す)」

スマートスピーカーと連携させることで、このような音声だけで家電を操作することができます
家事や育児で手が離せない時にとても便利な使い方です。

【レベル3】センサーによる家電の自動操作(自動化)

スマートリモコンに搭載されたセンサーを使い、オートメーション機能で操作の自動化をする使い方です。
使いこなしのレベルが高く、スマートリモコンの醍醐味とも言えます。

「部屋の温度が28度を超えたらエアコンをつける」
「人が部屋に入ってきたら照明をつける」

といった具合に、センサーを活用して「何もしなくても家電が勝手に動く」環境を作ることができます。

スマートリモコンを選ぶ際のポイント

では、実際にどのモデルを選べばいいのでしょうか?

ポイントを見ていきましょう。

ポイント①: ブランドで選ぶ

まず知っておきたいのがスマートリモコンの勢力図です。

「パナソニック」、「日立」、「アイリスオーヤマ」といった国内大手家電メーカーからは、スマートリモコンは発売されていないか、あっても非常にマイナーな位置づけです。

現在のスマートリモコン市場の定番は、以下の2ブランドです。

  • Nature Remo(ネイチャーリモ)
  • SwitchBot(スイッチボット)

この2トップを、以下のブランドなどが追いかけている状況です。

  • TP-Linkの「Tapo」シリーズ
  • ラトックシステムの「smalia」シリーズ
  • LinkJapanの「eRemote」シリーズ

初めて選ぶなら、ネット上での情報の多さを考えても、この2強ブランドから選ぶのが無難です。

以下、主なブランドの概要を記載しますが、読み飛ばす方はポイント②「対応家電のカバー範囲(プリセット)で探す」におすすみください。

日本発のスマートホームブランド「Nature Remo」

まず、Nature Remoについて紹介します。

Nature Remoは、日本発のスマートリモコンブランドで、開発から販売までをNature株式会社が手がけています。

Nature社は、スマートホーム全体をカバーするような大規模な製品ラインナップは展開していませんが、家電の赤外線リモコン操作に特化したシンプルかつ高機能な製品を強みとしています。

特に、日本国内で広く使われている家電製品の操作には定評があり、日本市場に根差したブランドならではの安心感があります。

また、直感的に使えるスマートフォンアプリの操作性や、豊富なセンサー機能も大きな魅力です。

代表的なモデルである「Nature Remo 3」には、「温度」や「湿度」、「人感」など多様なセンサーを搭載されており、これらを活用したオートメーション設定によって、ユーザーのライフスタイルに合わせた家電の自動制御が可能です。

これにより、より快適で効率的な生活が可能になります。

世界的なスマートホームブランド「SwitchBot」

SwitchBotは、中国・深圳発のスマートホームブランドで、世界中で人気を集めています。

「スマートリモコン」をはじめ、家の中を便利にするさまざまな製品を展開しており、今後もさらに高性能な製品が登場すると期待されています。

SwitchBotの特徴は、必要に応じて製品を追加しながら、自分に合ったスマートホームを作れることです。

どの製品も価格が手ごろで、スマート家電を初めて取り入れる人でもチャレンジしやすい点も魅力の一つです。

代表的な製品「SwitchBot ハブ2」や「SwitchBot ハブmini」(エントリーモデル)は、スマートリモコンとして家電をまとめて操作できるだけでなく、スマートカーテンやスマートロック(玄関の鍵)など、ほかのSwitchBot製品と連携して使うこともできます

また、2025年5月には新型上位モデルの「SwitchBot ハブ3」が発売されており、センサー周りの機能が強化されています。

コスパ重視のグローバルブランド「TP-Link (Tapo)」

TP-Linkは、中国・深圳発に本社を置くグローバルなネットワーク機器メーカーです。
高機能な製品を安価で提供しており、そのコスパの良さから世界中で人気を集めています。

Tapo(タポ)は、TP-Linkが展開するスマートホーム製品専門ブランドです。
「シンプル・手軽・安価にスマートホーム化」をテーマに、誰でも簡単に使える製品群を展開しています。
Wi-FiルーターやネットワークカメラなどはECサイトでも上位を占めており人気です。

そんなTP-Linkが手掛けるスマートリモコンの代表的な製品「Tapo H110 / H110C」(※1)は、赤外線での家電操作に加えてチャイム通知センサーと連携することでの家電操作自動化(※2)が可能です。

※1. H110CはH110と比べて簡易パッケージになっている点が違いますが、機能的には全く同じです。
※2. 別売りのTapoセンサーが必要です。

日本の老舗電子機器ブランド「ラトックシステム (smalia)」

次に、ラトックシステムのsmalia(スマリア)について紹介します。

ラトックシステムは、大阪に本社を置く日本の老舗電子機器メーカーで、PC周辺機器やIoT機器の開発で長い実績を持っています。

同社が展開する「smalia(スマリア)」シリーズは、日本市場に向けて設計されたスマートリモコンブランドです。

スマートホームの総合展開を狙うのではなく、家庭用家電の赤外線操作に的を絞り、実用性と安定性を重視した製品づくりが特徴です。

代表的なモデルである「smalia RS-WBRCH1」には、「温度」や「湿度」、「照度(明るさ)」といったセンサーが搭載されており、家電の自動操作が可能です。

日本のスマートホーム専門ブランド「リンクジャパン (eRemote)」

リンクジャパンは、東京都に本社を置く日本企業で、国内初のIoTスマートホーム専門企業として2014年頃に設立されました。

スマートリモコン単体の提供にとどまらず、アプリ・クラウド・デバイスを組み合わせた住宅向けプラットフォーム(HomeLink)を軸に、家電操作だけでなく住宅設備・エネルギー・見守り・ヘルスケアまで含めた「住まい全体のスマート化」を目指している点が特徴です。

同社は2014年に「eRemote RJ-3」を発売し、その後も「eRemote mini」や「eRemote Pro」など機能を強化したモデルの開発を続けています。

2025年時点で代表的なモデルの「eRemote 5+」には、「温度」と「湿度」のセンサーが搭載されており、家電の自動操作が可能です。

さらに2025年春夏モデルとして「eRemote 6」も新たに発売されており、こちらは温度・湿度や日付・時刻が表示可能な液晶画面が追加されています。

ポイント②: 対応家電のカバー範囲(プリセット)で探す

スマートリモコンは、家電リモコンの信号(赤外線)を学習させて使います。

この時、「プリセット(※)」が用意されているかどうかで使いやすさが大きく変わります。
※家電商品ごとの操作設定(リモコンデータ)がパッケージ化されたもの。
 プリセットが用意されていれば、操作したい家電の登録が非常に簡単で楽になります。

例えば照明機器の場合、プリセットの有無で以下のような違いがあります。

プリセットが用意されている照明機器

スマートリモコンが対象の機器を認識すれば、「調光」、「調色」、「常夜灯」などの操作がまとめて登録され、すぐに操作可能となる。

プリセットが用意されていない照明機器

「調光」、「調色」、「常夜灯」などの操作を一つずつ学習させる必要がありとても面倒。

各ブランドで日々プリセットの追加が行われていますが、おおまかに以下のような傾向があります。

  • 国内スマートリモコンブランド(Nature Remo、ラトックシステム smalia、LinkJapan eRemote)
    • パナソニック、日立、三菱といった国内主要メーカーの家電に幅広く対応。
      古い国内家電も随時プリセットが追加されている。
    • PHILIPSやWhirlpool、Electroluxといった海外メーカー家電の対応はいまいち。
  • 海外スマートリモコンブランド(SwitchBot、TP-Link Tapo)
    • PHILIPSやWhirlpool、Electroluxといった海外主要メーカー家電に強い。
    • 国内主要メーカーも押さえているが、やや弱い。
      古い国内家電(特にエアコンやテレビ)に対応していないことが多い。

ご自宅の家電が「国内メーカーメイン」なのか「海外メーカーメイン」なのかによって、相性の良いブランドを選ぶと良いでしょう。

ポイント③: センサーで選ぶ

続いてのポイントが「センサー」です。
先ほど紹介した【レベル3】センサーによる家電の自動操作(自動化)を実現するためには、センサーが必須になります。

現在、スマートリモコンに搭載されている主要なセンサーは下表の通りです。

センサーの種類用途の例搭載状況
温度センサー28度以上でエアコン冷房をON多くのモデルに搭載
湿度センサー乾燥したら加湿器をON多くのモデルに搭載
照度(明るさ)センサー暗くなったら照明をON中位〜上位モデルに搭載
人感センサー部屋に入ったら照明をON一部の上位機種のみ

温度や湿度センサーを搭載するモデルは多い一方、照度や人感センサーを搭載するモデルは限られています。
特に人感センサーは、搭載するモデルが少ないです。

人感センサーを搭載しているスマートリモコン
  • Nature Remoの「Nature Remo 3
  • SwitchBotの「SwitchBot ハブ3

※執筆現在(2026年3月)

用途によって必要なセンサーが変わるので、用途に沿ったものを選ぶと良いでしょう。

必要なセンサーについては、こちらの記事がおすすめです。

ポイント④: 価格で探す

「機能的なこだわりはまだ無いけれど、まずはスマートリモコンというものを試してみたい」
「まずは使ってみて、その後欲しい機能が固まってきたらその時にまた最適なモデルを探す」

こういった方針も有りだと思います。

スマートリモコンは、安いものであれば3,000円台から、高機能なものでは1万円を超えるものまで様々です。

  • エントリーモデル: 3,000 〜 5,000円台(センサー無し)
  • 標準モデル: 6,000 〜 9,000円台(温度・湿度センサー搭載)
  • ハイエンドモデル: 1万円台以上(本体画面や照度・人感センサー搭載)

まずはご自身の予算内で候補を絞り、そこから機能を見比べてみるのも良いでしょう。

ポイント⑤: 対応するAIアシスタントで探す

スマートリモコンと組み合わせて使用するスマートスピーカーには、音声を認識して応答する「音声アシスタント」が搭載されています。
これが実質的にスマートスピーカーの頭脳であり、ユーザーの指示を理解して家電操作などを行います。

スマートスピーカーはさまざまなメーカーから発売されていますが、一般的に搭載されている音声アシスタントは次のようなものです。

  • Alexa (主にAmazon Echoシリーズ)
  • Googleアシスタント (主にGoogle Nestシリーズ)
  • Siri (主にApple HomePodシリーズ)

現時点の主要なスマートリモコンは、基本的にAlexaとGoogleアシスタントの両方に対応しています。
Siriは一部のモデルで未対応であったり、対応していても設定が複雑な場合があるため、スマートリモコンの対応状況を確認する必要があるでしょう。

それでも迷う場合は、とりあえず「定番モデル」がおすすめ

ここまで比較ポイントを列挙してきましたが、「結局、自分にはどれが良いのか迷ってしまった…」という方もいると思います。

そんな場合は、とりあえず「定番モデル」がおすすめです。

なぜなら、定番モデルには以下のメリットがあるからです。

  1. 多くの人に選ばれている ⇒ 使いやすい製品である可能性が高い
  2. ユーザーが多い ⇒ トラブル時の解決方法がネット(ブログやSNS)で見つかりやすい
  3. シェアが高い ⇒ いきなりサービス終了して使えなくなるリスクが低い

定番モデルのNature RemoまたはSwitchBotから予算に合うモデルをまずは試し、したいことが明確になった後で再度スマートリモコンを選ぶ、という方法が良いでしょう。

悩んだらまずは試してみる、というのが結果的に一番だということもあると思います。

まとめ

ご紹介したポイントをもとに、最適なスマートリモコンを導入して快適な生活を送ってくださいね!

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